礼拝説教

2026年06月07日

信仰の箱舟を築く 〜ノアに学ぶ、世俗から聖別された歩み〜

聖書箇所:ヘブル人への手紙 11章7節、ルカの福音書 17章26、27節 ヘブル人への手紙11章7節に記されたノアの姿を通して、私たちが今日どのように生きるべきか、その要点をご一緒に確認しましょう。 ■ 未来の警告を現実として受け止める信仰 ノアは、まだ肉...

2026年05月31日

パウロの最後の願いと御言葉の力

聖書箇所:テモテへの手紙第二 4章6節、9〜13節 本日は、使徒パウロが晩年に残した遺言のような手紙を通して、今の時代を生きる私たちが握りしめるべき最も重要なものは何なのかを共に黙想します。紀元67年頃、皇帝ネロの激しい迫害の中、ローマの冷たい牢獄に投...

2026年05月24日

ペンテコステ主日礼拝:聖霊がもたらす新しい時代と力

聖書箇所:使徒の働き 2章1節〜13節 ペンテコステ(五旬節)は、キリスト教会の始まりであり「教会の誕生日」とも言える記念すべき日です。イエス・キリストの復活から50日目にあたるこの日、約束された「聖霊」が弟子たちの上に豊かに注がれました。 ■誰もが...

2026年03月01日

最後まで愛し抜かれたイエス

聖書箇所:ヨハネの福音書 13章10節~30節 私たちは今、受難節(レント)の期間を歩んでいます。十字架への道が本格的に始まるヨハネの福音書13章から、死を前にしてもなお、弟子たちを「最後まで愛し抜かれた」イエス様の驚くべき姿を黙想しました。 弟子の未...

2025年12月07日

馬小屋から十字架、そして栄光へ

<はじめに:華やぐ季節に黙想する> クリスマスが近づき、街が華やぐこの季節だからこそ、私たちは心を静めて、神の御子のご降誕という驚くべき出来事を深く黙想したいと願います。マタイとルカの福音書は、神の御子がどのようにしてこの地上に来られたかを克...

2025年09月14日

赦しに根ざす真の礼拝

本文:ルカの福音書7章36-50節 ルカ7章36–50節の物語は、パリサイ人シモンの家で起こります。食卓に着いておられたイエスのもとへ、町で「罪深い女」と呼ばれていた一人の女性が入ってきて、後ろからそっとひれ伏し、涙でイエスの足を濡らし、髪で拭い、香油を注...

2025年08月31日

主の日は偉大で、非常に恐ろしい

本文:ヨエル2章4節〜11節 預言者ヨエルは、「主の日」について語りました。それは偉大でありながら、非常に恐ろしい日でもあります。聖書はその姿を「馬のように走る軍隊」「戦士のように進む者たち」と描き、主の軍隊が力強く、迅速に行動する姿を示しています...

2025年07月20日

あなたがたは主キリストに仕えているのです

本文:コロサイ人への手紙3章18節〜4章18節 3章18節からは、夫婦、親子、雇用関係(当時の社会では主人と奴隷)といった基本的な人間関係に関する教えが展開されます。それらは一見すると上下関係を前提としたもののように見えますが、パウロはその本質を「主にあ...

2025年07月13日

古い人を脱ぎ捨て、新しい人を着る

本文:コロサイ人への手紙3章5節〜3章17節 パウロは、私たちが「古い人を脱ぎ捨て、新しい人を着る」ことの大切さを語ります。キリストに出会い、救われた者は、もはや以前の罪に支配される存在ではありません。それでも私たちは、古い習慣や思考にとらわれてしま...

2025年07月06日

上にあるものを思いなさい

本文:コロサイ人への手紙2章16節〜3章4節 「上にあるものを思いなさい。地にあるものを思ってはなりません。」(コロサイ3:2) このパウロの言葉は、現代に生きる私たちにも鋭く響いてきます。表面的には宗教的でありながら、実は人間の作った文化や慣習に縛...

2025年06月01日

あなたがたのために天に蓄えられている望み

本文:コロサイ人への手紙1章1〜8節 コロサイ人への手紙はパウロが獄中で記した四つの書簡のひとつであり、エペソ書と並ぶ深遠な神学的書簡です。この手紙は、パウロ自身が訪れたことのない、小アジアの片田舎にある教会に宛てて書かれたものでした。 それでも...

2025年05月25日

教会のからだを建て上げるために ― 神が与えた四つの柱

本文:エペソ人への手紙4章11〜12節 「教会はキリストのからだである」。この言葉を、私たちはどれほど深く受け止めているでしょうか。建物でも組織でもない、ひとつの“生きたからだ”としての教会。その健全な成長のために、神はあらかじめ構造を設計され、私たち...

2025年05月18日

信仰は目に見えないものを確信させるものです

本文:ヘブル人への手紙11章1〜6節 私たちの信仰の歩みは、目には見えないものを確信し、まだ実現していないことをあたかも今そこにあるかのように受け取るところから始まります。ヘブル人への手紙にはこう記されています。「信仰は、望んでいることを保証し、目...

2025年05月11日

妨げられることのない福音

本文:使徒の働き(使徒言行録)28章1節〜31節 使徒の働きは28章で幕を閉じます。そこに描かれるのは、激しい嵐と漂流の果てにマルタ島へ流れ着いたパウロ一行が、ローマ帝国の中心へ到達するまでの最後の歩みです。物語は単なる旅行記ではありません。神の国の福...

2025年05月04日

使徒の導きに従う

本文:使徒の働き(使徒言行録)27章1節〜44節 カイサリアからローマへの長い航海に出発したパウロは、困難と危険に満ちた船旅を通して、信仰者の導きがいかに重要かを証ししました。本章は単なる航海記録ではなく、嵐に翻弄される人生の中で、神の御言葉に従うこ...

2025年04月27日

復活の希望、歴史を導く神の主権

本文:使徒の働き(使徒言行録)26章 カイサリアに赴任したばかりのローマ総督フェストゥスは、エルサレムのユダヤ人指導者から訴えられたまま二年間拘束されているパウロの扱いに頭を抱えていました。罪状をまとめられないままローマ皇帝に送致しなければならな...

2025年04月21日

イースター:復活のイエスが語る「愛と使命」

本文:ヨハネの福音書21章 1.なぜ21章が加えられたのか
ヨハネ20章は「イエスが神の子キリストであることを信じ、いのちを得るため」という締めくくりで終わります。しかし聖霊はもう一章――21章――を付け加えました。そこでは、よみがえられた主が弟子たちに“具体...

2025年04月13日

カエサルのもとへ行くことになる

本文:使徒の働き(使徒言行録)25章1節〜27節 ローマ総督フェストゥスが着任して三日後、彼は早速エルサレムへ赴きました。カイサリアからおよそ120kmの道のりを急いだのは、ユダヤ人社会の中心であるこの町を無視できなかったからです。 ところが、総督を迎...

2025年04月06日

総督フェリクスの法廷で

本文:使徒の働き(使徒言行録)24章 大祭司アナニヤと数名の長老は、弁護士テルティロを伴い エルサレムからカイサリアへ向かいました(距離にして約120km)。サンヘドリンでパウロを有罪にできなかった彼らは、ローマ総督フェリクスの権力を頼み、再び訴えを起...

2025年03月30日

最高法院からカイサリアへ

本文:使徒の働き(使徒言行録)23章 22章30節までに、ローマの千人隊長クラウディウス・リシアは、「ユダヤ人がこの男を訴える本当の理由を知りたい」と、パウロを縄から解いて最高法院(サンヘドリン)に立たせます。サンヘドリンは70人の議員から成るユダヤ最...